麦飯石のすべてを徹底解説 ―効果・効能―

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麦飯石の機能と効果・効能

強い吸着力

麦飯石には、分子レベルで物質を吸着する働きがあります。

  • 水に入れると、残留塩素や雑菌等の不純物を吸い取り、水がキレイになる。
  • 冷蔵庫や下駄箱に入れると、イヤな臭いを吸い付けて脱臭する。

こうした効果の秘密は、麦飯石に強い吸着力があるからです。

2種類ある吸着が麦飯石の強み

麦飯石の吸着は、単に物をくっ付けるだけ(物理吸着)ではありません。くっ付けた物を分解までします(化学吸着)。

物理吸着が強いだけなら、活性炭やゼオライト(沸石)などにもある特徴です。麦飯石がこれら他物質と異なる点は、化学吸着力が働くこと。残留塩素や臭いの素を吸い取って、さらに分解してしまうのです。物理吸着と化学吸着、2種類の作用が麦飯石の強みです。

吸着力の秘密

なぜ麦飯石にはこのような吸着力があるのでしょうか?次の3つの原因が分かっています。

サンゴ礁
サンゴ礁は麦飯石の表面(多孔質)イメージに似ている。
多孔質で広い表面積

麦飯石の表面は、多孔質といって、無数の孔(穴)が開いた状態になっています。サンゴ礁(右写真)のようなイメージです。

凸凹で穴だらけの表面は、見た目よりも実際の(トータルの)表面積が広くなる。つまり、たくさんの量をくっ付けることができます。

麦飯石の表面積は、同じ大きさの活性炭の2万倍。吸着量もそれだけ多いのです。

吸着性が強い鉱物や成分からできている
  • 風化してカオリン状になった長石

    麦飯石の外観を特徴づける白い斑(まだら)。この部分を長石といいます。
    麦飯石の長石は、風化により、カオリン(粘土の一種)のようになっています。

    ※粘土には吸着力があります。中でもカオリンは、吸着力や被覆力の高さから、化粧品原料やクレイパック、医薬品等に用いられる成分です。

  • 無水ケイ酸が主成分

    麦飯石の成分は、7割が無水ケイ酸です。

    ※無水ケイ酸とは、吸収性の高さから、化粧品原料などに用いられる成分です。ふんわりとした被覆力や、感触を良くする、皮脂や汗を吸収する、などが特徴。二酸化ケイ素、シリカとも呼ばれます。

25,000種以上の多物質からできている

麦飯石が、まれにみる多物質から成る石であることは、麦飯石の成分で紹介しました。実はこのことが、化学吸着に大きく影響しています。構成物質が多ければ、それだけ化学反応が起こりやすくなるからです。

活性炭やゼオライト(沸石)など組成が単純な物質は、化学吸着が起こりにくいのもこのためです。

ミネラルの溶出

麦飯石は、水やアルコールに触れるとミネラルを溶出する働きがあります。

  • おいしい水ができる。
  • お風呂のお湯が温泉のようになる。
  • お魚や水草がイキイキする。

こうした効果の秘密は、麦飯石からミネラルが溶け出すからです。

溶け出すミネラルは、全必須ミネラルを含む40種類以上。しかも麦飯石には、ミネラルバランスを調節する機能があります。水中に含まれるミネラルの量に応じて、過剰ミネラルを吸着し、不足ミネラルを溶出するのです。

また、ミネラルは細菌を静菌状態にする働きがあります。麦飯石を入れた水が腐りにくくて長持ちするのはこのためです。

温泉の効能や湧水のおいしさはよく知られるところ。麦飯石を入れた水は、これらの仕組みと同じといえます。温泉や湧水は、地下水が岩石にしみ込み、ミネラルを溶かして出てくるものだからです。

水質の調整

麦飯石は、水に入れると水質を整える働きがあります。

麦飯石の水が、まろやかで飲みやすいといわれるのは、次の働きによるものと考えられています。

  • 硬度の高い水を軟水化する。
  • pH(ペーハー・ピーエイチ)を0.4〜0.6程度、中性に近づける。